万能と言われる除菌水スプレーの効果と使用目的を紹介

除菌・消臭スプレーにはアルコール成分を含んだものやその他の化学物質を使用した商品が数多く販売されています。しかしそのような成分の商品に対して、人体やペットとして飼われている動物への悪影響を懸念する声も少なからずあがっています。

そこで今回は、人体やペットにも安心して使えるといわれている次亜塩素酸水溶液を使用した除菌水スプレーを紹介いたします。使われている成分は「電解水」のみという商品の効果はどれほどのものでしょうか?

除菌水スプレーとはどんなもの?

除菌水スプレーは水道水を電気分解することによってつくられた「次亜塩素酸ナトリウム」を、使用用途に合わせてpH調整した水溶液のスプレーです。

電気分解された次亜塩素酸ナトリウムは原液のままでは強いアルカリ性のため人体への使用に適しません。しかし用途に合わせて人間の皮膚と同じ弱酸性にpH調整したり中性に調整したりすることによって、人体に影響のない除菌・消臭スプレーとして使うことが可能になるのです。

真夏に気温が高くなったときに、イベントや街中でドライミストが噴霧されている状況をご覧になった方も多いと思います。そこで噴霧されているドライミストに使用されることでも知られています。

衛生状態を保つ必要がある病院の待合室、食品加工工場などの空間に噴霧して除菌をおこなっているものでもあります。

次亜塩素酸水溶液の除菌力と消臭力は強力で、ほとんどのウイルスや細菌の除去に効果が期待できます。安全性の高さと細菌を取り除く効果という相反する力を両立した次亜塩素酸水溶液は画期的なものだといえます。

人体に使用しても害のないpH濃度に調整された次亜塩素酸水溶液は、塩素臭を気にすることなく安心してさまざまな場面で使用することができるのです。

他の消臭液のような消臭成分そのものに余計な臭いがついていないため、日常生活において生じる悪臭の除去には次亜塩素酸水溶液の利用者から高い評価がありました。

どんなことに使えるの?

次亜塩素酸水溶液の除菌水は、除菌・消臭・カビ対策などの目的で、家庭内にとどまらず業務用としても広く使われています。

下水に近い場所の除菌・消臭に

浴室の排水溝など下水に近い場所から放たれる悪臭、トイレ、ペットの臭いと排泄物など硫黄化合物系の除菌・消臭の場合は、臭いの気になる室内空間と臭いの原因となっている場所へ直接スプレーするのが効果的です。

猫のシャンプー代わりに

シャンプーを嫌がる飼い猫に使用している方から除菌水スプレーが使いやすいと喜ばれているようです。もともと猫は体臭があまりないのでシャンプーをしなくてもからだを拭いてあげるそうなのですが、消臭と除菌の効果があって猫が舐めても害がないのが高評価につながっているようです。毛足の長い猫は、雑菌がついた糞尿が付着して悪臭を放っているいる場合があるので直接スプレーしてから拭き取ってあげると気になる臭いを消すのに効果的です。

生ごみの除菌・消臭に

台所の生ゴミ、食品の腐敗臭、ゴミ箱など窒素化合物系の除菌・消臭の場合は、室内空間と悪臭の原因となっている場所へ直接スプレーします。調理器具の場合は全体にスプレーしたあとしばらく放置しておくことで除菌することができます。次亜塩素酸水溶液の除菌水の濃度によって使用方法が異なりますので、スプレーでなく除菌水への浸け置きとなっていることもあります。ご自身が使用する次亜塩素酸水溶液の除菌水の注意書きをよく確認しましょう。

衣類や寝具の除菌・消臭に

体臭や汗の臭いが染みついた衣類や寝具、下駄箱、クローゼットなど脂肪酸系の除菌・消臭の場合は直接スプレーしたのちによく乾かします。寝たきりの高齢者など、入浴が困難な方への使用も可能です。皮膚を清潔に保つことや皮脂臭の消臭は、皮膚に直接スプレーしたあときれいなドライタオルで拭き取ることで対応することができます。

カビが生えた場所は直接ふき取って除菌を

カビが生えた場所は直接吹き付けてしばらく経ってから拭き取ります。こびりついて生えているカビの場合は、キッチンペーパーなどを次亜塩素酸水溶液の除菌水で湿らせてカビの部分を覆います。さらにペーパーの上から除菌水をスプレーして10分以上経ってから拭き取ります。

その他

自家用車の狭い空間の除菌・消臭にも利用が可能です。車で出かけるとき室内にスプレーします。帰宅後にもスプレーすることで消臭効果が高まります。このほか子どものオモチャ、出張や旅行用の着替えて汚れた衣類の除菌・消臭など、また切り花の水が腐るのを防ぐので、花が長持ちする効果も期待できるのです。

このように次亜塩素酸水溶液の除菌水は、使う人や場所を選ばず安心して除菌・消臭することができる画期的な水溶液です。

除菌水スプレーのメリットとデメリット

ここまで次亜塩素酸水溶液の除菌水スプレーがどのように使用されているのか具体的に見てまいりましたが。ここではメリット、デメリットについてご紹介していきます。

除菌水スプレーのメリット

私がいちばんのメリットだと感じたのは安全性です。似た名前の次亜塩素酸ナトリウムという、希釈して殺菌や漂白、消毒に使われている物質がありますが、次亜塩素酸水溶液でつくられた水溶液は次亜塩素酸ナトリウムの水溶液に比べて20倍~80倍の除菌効果があるといわれています。このような除菌力があっても、皮膚に直接使用できる点、誤飲しても悪影響が出ない点は大きなメリットであるといえます。

また利用者の多くが消臭力の高さを実感されています。売れ筋商品にありがちな、香料で臭いをごまかすようなものとは明らかに一線を画しています。

除菌と消臭のダブルの効き目で、しっかりと消臭されていると実感しているユーザーの意見が多く見られます。メリットをひと言でいうと、除菌・消臭効果が高いだけでなく、安全性も非常に高いということになります。

除菌水スプレーのデメリット

次亜塩素酸水溶液の除菌水のデメリットは、汚れている場所では除菌効果が発揮されにくい点です。細菌やウイルスには非常に強い除菌効果がありますが、ペットの糞尿などの有機物が取り除かれる前に使用しても有機物に反応して効果が消えてしまいます。

除菌したい対象物の汚れを洗い流してからでないと、除菌水の持ち味である高い除菌効果が発揮できません。有機物自体の消臭には効果を発揮しますが、有機物から放たれた臭いを除去する力が弱まってしますのです。

また、除菌水の長期保存ができないこともデメリットです。商品濃度の違いによる差がありますが、ハンディタイプのものは使い始めてから数週間~1ヶ月程度で効果が弱まります。アルコールタイプの除菌グッズのように長期間にわたって保管しておくことができません。常備しておく性質のものではないので、購入したら消臭・除菌効果のあるうちに使い切る工夫が必要になります。

まとめ

次亜塩素酸水溶液の除菌水スプレーの除菌・消臭の実力と使用用途。そして長所、短所をご紹介してきましたが、あなたは使ってみたいと思いましたか?次亜塩素酸水溶液の除菌水の際立っている安全性が使用範囲を広げ、除菌・消臭力の高さがデメリットである部分をカバーしていると思います。今回あげたデメリットも致命的な欠陥というものではありませんので、今後はさらに普及していくのではないでしょうか。